こんにちは、水素研究家のあったか社長、國武栄治 です。
何故、水素が二日酔いに良いのか?
2016年6月24日、広島県立大学と三重大学の研究グループが、水素と二日酔いの論文を発表しています。
二日酔いの原因は、アセトアルデヒドです。
アルコール成分であるエタノールが、肝臓で代謝されアセトアルデヒドとなり、酢酸となり、やがて炭酸ガスと水になり体外に排出されます。
お酒を飲む⇒エタノールが肝臓に入る⇒アセトアルデヒド⇒酢酸と変化して行きます。
ところが自身の代謝能力以上のアルコールを摂取すると、中間代謝物質であるアセトアルデヒドが蓄積していき、たんぱく質やDNAと結合したり、ミトコンドリアを障害したりする性質があり、肝細胞をはじめ多くの細胞に強い毒性を示します。それにより吐き気や頭痛、急性アルコール性胃炎など様々な症状が出る訳です。
研究グループは、50ppmのアセトアルデヒドを溶かした試験管と焼酎を入れた試験管を用意し、それらに微量の水素を添加しました。するとアセトアルデヒドは速やかに解毒され、 焼酎を入れた試験管のアセトアルデヒド濃度は20分で、50ppmのアセトアルデヒドを溶かした試験管では120分で、
アセトアルデヒド濃度はほぼゼロになり、その後18時間その濃度は上昇しなかったと発表しています。
また50ppmアセトアルデヒドを溶かした試験管を別で用意し、水素を添加せずに18時間濃度を測定した結果、濃度に変化はありませんでした。
これにより水素にアセトアルデヒドの解毒効果がある事が実証されました。
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